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ダイニングテーブルとチェアの選ぶポイント

ダイニングセットを買うときの豆知識

家族の憩いの場としてよく使う、ダイニングテーブル。
ご飯を食べるとき、食後の団欒、または来客の時の楽しむ場所として
使用頻度が高い場所です。

時には家事が一通り終わって一息入れたい時、コーヒーを飲んだり
趣味のハンドメイドや裁縫など、作業をするのにもちょうどいいですよね。

ダイニングテーブルと椅子を実際使うときに
「なんか違う。」の違和感が出ないようにするための
寸法の知識をご紹介します♪

まずは部位の名称から

■□ダイニングテーブル■□

 ◎天板
  ダイニングの一番の顔になるテーブルの天板。
  素材は木製のものが多く、種類によっては木目や色で表情がガラッと変わったり、
  塗装の方法によっても質感や見た目も変わってきますよね。
  木製だと熱いお湯を入れたマグカップを放置してしまうと
  そこだけ白くなったり、、、ってこともありますよね。
  (私はお気に入りのテーブルで初っ端からやってしまって後悔の日々です。。笑)
  物によって材質・仕上げ方法が異なりますので、購入の際は
  しっかり手入れ方法を購入店舗で確認することをオススメしますよ☆

 ◎脚(テーブル)
  形によってはテーブルの角についていたり、天板より内側に入っていることがあります。
  内側に入っているものだと、実際使い始めて見ると人数によっては
  若干狭く感じることもありますので、サイズと人数を確認のうえ、
  どのような形状かを見極めて選びましょう♪

■□ダイニングチェア■□

 ◎座面
  布製や木製、レザー張りなど様々な表情の素材があって選ぶのが楽しいチェア。
  座り心地はもちろん、家族形態によっても考えるポイントはありますよ♪
  お子様が小さい頃にはどうしても食べ物をこぼしがちになってしまいます。
  水拭きができない・張替えができないような素材を選んでしまうと、
  せっかく選んだこだわりのチェアもメンテナンスができない状態になってしまいますので、
  これからの生活において、汚れにくさなのか、デザイン一択なのか、メンテナンスのしやすさなのか
  どこに重点を置くのかを先に決めておくと良いですよ☆

 ◎背もたれ
  当たり前についてるようで一番重要なのが背もたれ。
  椅子によってフィット感やゆったり座れる角度なのかが微妙に変わっています。
  また、背もたれの位置が高いとフォーマルな印象に、低いと部屋が広く感じられる印象になります。

  
  

高さのはなし

さて、本題の高さのはなしです。

セットで買う時にはおおよそ調整されている物が多いので
あまり考えなくてもちょうど良い高さ関係になっていますが、
今回の注意していただきたいのは他ブランド、他メーカーで別々に
ダイニングテーブルとチェアを購入した時です。

先ほどもお話ししましたが、素材や材質に伴ってサイズ感も物によってバラバラです。
日本製と海外製は特に高さの標準が変わってきますので、座面は高いのに
テーブルは低いなんてこともありえちゃいます、、。

そこで、見ていただきたいのは、
 ◎座面の高さ
 ◎テーブルの天板(上面)の高さ
です。
「天板の高さ」-「座面の高さ」=差尺 と言います。

一般的に差尺が約25cm〜30cmぐらいが一番姿勢良く使える高さと言われています。
この差が大きかったり小さかったりすると、なんかちょっと変な感じがするといった違和感に繋がってくるんです。
検討中の際は、家具の詳細や店舗スタッフに問い合わせるなどで、
しっかり高さ寸法を確認しましょう。


ちなみに余談ですが、自分の適切な差尺の求め方として、

 適切な椅子の高さ=(身長×1/4)-1cm
 適切な机の高さ =椅子の高さ+差尺(25cm〜30cm)

となります。
ママコーナーやカウンターでの自分だけの作業スペースがあれば
こちらの寸法を参考に自分だけのフィットする椅子とデスクを選んで見てくださいね♪

※一般的な人間工学に基づいてご紹介しておりますので、使いやすさには個人差があります。
 購入の際は実際に何度もシミュレーションした上でのご購入をオススメします☆

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