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どんなソファを買おう?

《ソファ選びのポイント》

■サイズ■

お伝えした寸法を参考に何人座る想定かを測ってみましょう。

■高さ■

シートの高さは高すぎる・低すぎると座り心地が悪くなりだんだん疲れてしまいます。体にフィットするものを選びましょう。

■デザイン・張り地・素材■

織物や天然皮革・人工皮革など、部屋の雰囲気を作るもっとも重要なポイント。そして、手入れを今後こまめにするかどうかも考えておくことが大事ですよ。

小さなお子様やペットがいるお家ではこまめに手入れが必要な天然皮革だと結構大変。

しっかり今後どう使い込んでいくか、しっかり見極めることをオススメしますよ。

■座り心地■

ソファと言ったらこれですよね。「くつろぎたい」が一番多いと思います。長時間座っても疲れないクッション性・角度・柔らかさを何度も座って検討しましょう。

まずソファの各部位の確認を。

ソファ選びに大事なこと、
それはサイズと素材と形。

まずは何人が座る想定でソファを買うか。

将来子どもが増えるとみんなで座りたいな、
両親やお客さまの訪問を考えると大きい方がいい?
ペットを買ってるから素材は洗えるものがいいのかな。
夫婦二人でこれから過ごしたいし小さくていいよね。

なんて、色々なシチュエーションが思い浮かばれると思います。

まずは各部位のポイントをお伝えしますよ。

●アーム
 肘を掛ける他に、ちょっと置いとこっていう小物置きにもちょうどいい色々な使い道ができる部分です。
 アーム専用のトレーなんかも売られていたりしますよね。
 細い⇄太い、平ら⇄丸い、アームの高さを確認しましょう。

●背もたれ
 背もたれの高さは部屋の空間の中での存在感としてはかなり重要。
 ソファを奥部屋が広くない場合、ハイバックのものを置いてしまうと結構圧迫感が出てしまいます。
 背もたれの角度も注意。
 自分がどんな角度でテレビ・読書などの時間を過ごしたいかによって変わってきます。

●座面
 ソファによって座面の高さも様々です。
 普通に座って飲み物を飲むぐらいだと、40cm前後でOK。
 読書などくつろぐ場合は40cmより少し低めのものがオススメです。
 ゆったり寝転びたい・小さい子どもも一緒に座りたい、
 などであれば座面が低くて脚がないローソファもいいですよ。

●フレーム
 ソファを型作っている重要なフレーム。
 これは木やスチールで作られていることが多いです。
 ダイニングテーブルみたいに現地で組み立て作業も難しいのがソファ。
 搬入時に通るサイズかどうか、確認して購入することが大事です。

●脚
 脚が長いデザインは軽やかな雰囲気になり、ソファの下の掃除も掃除がしやすい。
 ちょっとした便利な小物置き場にもできちゃいますよ。
 ただ、こまめに掃除をしなければ埃もたまりやすいのがデメリット。
 脚が見えないデザインは安定感が生まれ落ち着いた印象になりますよ。

サイズの知識

前回のコラムでお伝えしましたが、人の通る寸法は約60cm。
座るときも同じです。
肩幅の寸法(身長×1/4)に腕が少し動かせる程度が基本の寸法とされています。

肘掛の幅が約10cmだとすれば、1人掛けは約80cm〜90cmほどあれば
十分ゆったりと座れますよ。

2人掛けは
60cm×2人 + アームの幅(各10cmほど) + 2人の間の隙間(約10cm〜15cm) 
=おおよそ160cmあれば十分です。

2人がそれぞれゆったり座ろうと思うと、180cmぐらいがベストかもしれませんね。

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