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天気予報の「降水確率」とは?

天気予報で降水確率10%だったのにしっかり雨が降った。
降水確率80%だったのに雨は降らなかった。
そんな経験ってありますよね。
天気予報がハズレたな、なんて思ってしまいそうですが、
どちらもハズレとは言えないんです。


■「降水確率」とは
予報区内で一定の時間内に降水量にして1mm以上の雨または雪の降る確率(%)の平均値で、0%から100%まで10%刻みの値で発表されます。
このとき、一の位は四捨五入されています。
たとえば、大阪府の6時~12時の降水確率が80%の場合、
「大阪府の6時〜12時」と同じような気圧配置などの気象条件が100回現れたときに76~84回は1mm以上の雨または雪が降った、という意味になります。

気を付けないといけないポイントは、
降水確率は雨が降る確率であり、
雨の降る量でも、
雨の降る時間の長さでも、
雨の降る地域の割合でもないというところ。

降水確率は「雨の降りやすさ」を表すものだといえるのです。


降水確率の意味を理解すれば、
「空は明るいけど、50%だから折りたたみ傘を持って出よう」
「曇っているけれど、0%だから窓は開けておこう」
などと、判断しやすくなりますよ。

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