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図書館に行こう!

最近、図書館に行きましたか?
学校を卒業して以来行ったことがない、そんな方もいらっしゃるでしょう。
そして、図書館というと本好きが通うイメージですよね。
ですが、本好きでなくても、図書館、とくに公立の図書館に行かないというのは、損しているかもしれません!
図書館の「ええところ」と「残念かもしれないところ」をお伝えします!


その前に、ちょっとむずかしい、お堅い話。

◆「公立図書館」とは
そもそも「図書館」とはどんな施設なのでしょう。
日本の「図書館法」によれば、「図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設」とされています。
この「図書館」のうち、都道府県および市町村などの地方公共団体が設置・運営する図書館が「公立図書館」です。
ほかには「国立図書館」や、民間の団体や個人が設置・運営している「私立図書館」があります。


それでは、図書館の「ええところ」をドドドっとご紹介!

◎ええところ1:無料!
なんといっても無料で本を借りられるのは、最大最高の魅力です。
施設によっては駐車料金などがかかるところもあるかもしれませんが、
基本的には何時間滞在しても、開館している間ずっと図書館内で過ごしても利用料はかかりません。

◎ええところ2:本以外もある!
小説や絵本、ビジネス書や実用書……本というだけでも様々ですが、
図書館で借りたり閲覧できるものは、本だけではありません。
音楽CDや紙芝居、漫画、雑誌や新聞も所蔵されています。

◎ええところ3:自習室もあったりする!
図書館は図書館内にある資料(本など)を閲覧はできても、
自分で持ち込んだ資料を開いて学習することはできないことが多いです。
ですが、施設内に自習室・自習スペースのある図書館もあります。
カフェで勉強する方もいらっしゃいますが、
飲み物を購入する必要はありませんし、静かな空間で集中したい方にはおすすめです。

◎ええところ4:ちょっと気になる本でも、気軽に手にできる!
普段は手を出さないジャンルの本でも、無料だと手にとりやすくなります。
タイトル・表紙がちょっと気になる、とか、受賞作だからちょっと気になる、といったものでも、気軽に手にとれます。
たとえば、お子さまに読んであげたいけれど、お子さまが気に入るかはわからない、そんな絵本や児童書も、
図書館で借りたものならば、気に入ってもらえなくてもお財布には響きませんね。

◎ええところ5:読書量が増えても、家の本は増えない!
借りている間はその分の置き場が必要にはなりますが、
貸出期間内に図書館に返すので、自宅の蔵書量じたいは増えませんよね。
本棚に収まりきらなくなった本を古書店に売る手間もかかりません。

◎ええところ6:電子書籍も貸し出してたりする!
どこの公立図書館でも、というわけではないのですが、
電子書籍を借りられる「デジタル図書館」があります。
最初の利用者カードの発行は図書館に出向かなければなりませんが、
その後の、借りる・読む・返すが、スマホなどのデジタル端末で完結できるのでとっても便利です。
お住まいの地域の図書館でも電子書籍の貸し出しがあるか、ぜひ調べてみてください。

◎ええところ7:北摂7市3町では図書館広域利用ができる!
豊中市、池田市、箕面市、豊能町、能勢町、吹田市、茨木市、高槻市、摂津市、島本町
これら北摂7市3町に住んでいる人は、自分の住んでいない他の市町の図書館で本を借りることができます。
公立の図書館はその地域に関する資料を置いていることが多いので、そういった資料が必要な場合にも活用できそうです。


図書館の「ええところ」は他にもまだまだあるのですが長くなりすぎるので、
ここからは、図書館の「ちょっと残念なところ」をあげてみます。


△ちょっと残念なところ1:貸出期間内に返さないといけない。
どれだけ忙しくても、借りたものは貸出期間が終わる前に返さないといけません。
開館時間外に返すための返却ポストが設置されていたりもしますが、返すためだけに図書館に行くのはおっくうに思ってしまいますね。

△ちょっと残念なところ2:汚してはいけない。
自分の本ではないので、汚したり書き込みしたりはできません。
もし、汚れたり破れたりした場合は、正直に図書館職員に伝えましょうね。

△ちょっと残念なところ3:他の人が触ったものが気になる人には向かないかも。
不特定多数の人に開かれた図書館にあるもの、ですから、だれが触ったかわからないというのも事実。
最近の感染症の影響で、返却されたものをアルコールで拭くなど、対策はされているようですし、
図書館では新刊の入荷もされるので、気にしすぎる必要はありませんよ。
とはいえ、気になったら気になってしまうので、そういう方にはデジタル図書館の利用をおすすめします。

△ちょっと残念なところ4:読みたいときに借りられるとは限らない。
人気の書籍の場合、予約しないと借りられないこともあります。
システムで検索して貸出中となっていなくても、図書館内で読んでいる人がいたりと書架にない場合もあります。
そんなときは、予約をして、他の本を読んで待ちましょう。


お出かけしたいけど、お金をかけたくないな……。
そんな時にも、図書館はぴったりです。
冷暖房はきいているし、静かだし、無料だし。
読み聞かせなどのイベントが開かれていることもあります。
近くに図書館があるなら、ぜひ行ってみてください!

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