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どんな「鍋つかみ」がいいかな?

熱々の鍋や食器を持ち運ぶ際に重宝する「鍋つかみ」。
ミトン型やグローブ型など色々なタイプがあり、素材も様々で、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、鍋つかみを選ぶ際のポイントをご紹介します。


1:形の違いをチェック


●ミトン型
 手全体を覆いつつ親指が分かれたデザイン。
 着脱しやすく、デザインや素材が豊富。
 スタンダードな形状で使いやすく、初めて鍋つかみを使う方にはおすすめ。
●グローブ型
 5本指がそれぞれ独立している手袋のような形状が特徴。
 指が動かしやすく、細かい作業がしやすい反面、着脱に手間がかかりがち。
 トングなどをつかみやすいためBBQやアウトドアにはグローブ型がおすすめ。
●三角鍋つかみ型
 三角形のとんがり帽子のような形状で、鍋の蓋や取っ手を包み、鍋つかみの外側から手でつかむタイプ。
 手を入れるというアクションがない為、急いでいる時などもスムーズに使えます。
●グリップ型
 鍋の取っ手や蓋をつかんだり挟んだりして使う、指先だけをカバーするタイプ。
 着脱が簡単でコンパクトなことが特徴。
 ただし、手全体を覆うデザインではないため、加熱中の鍋の蓋を取るときに蒸気がかかったり、オーブンの鉄板に触れたりしやすいので注意が必要です。




2:素材の違いをチェック


●布製
 布製の鍋つかみは柔らかくて軽いのが特徴。
 また、デザインのバリエーションが豊富です。
 しかし、焦げなどに弱く、汚れやすいデメリットがあります。
●シリコン製
 シリコン製の鍋つかみは、滑りにくく水に強いのが特徴。
 耐熱温度も高く、汚れたらすぐに拭き取ったり、水洗いしたりできるのも嬉しいポイント。
 見た目やつけ心地にもこだわりたい方は、コットンにシリコン加工を施した製品をチェックしてみて。


3:その他のチェックしておきたいポイント




●片手用?両手用?
 鍋つかみには、片手用のものと、両手用に2枚セットのものがあります。
 鍋の蓋をつかんだりサッと使うだけなら片手用でも十分です。
 ただし、鍋を持って移動したり、オーブンから熱々の天板や容器を取り出すには両手用の方が安心です。
●耐熱性
 熱いものを持つときに使う鍋つかみですが、製品によって耐熱性が異なるので注意が必要です。
 多くのものが約150~200度くらいの温度に耐えられるといわれますが、オーブンは200℃以上になりますので耐熱温度が高いものを選ぶのがおすすめです。


どういった場面で使いたいのかも考慮して、
お気に入りの鍋つかみを見つけてくださいね。

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