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暑い季節もラグで足元快適に

床からの冷えを防いでくれる「ラグ」。
暑い季節にラグは不要に思えますが、夏でも快適に使えるように作られたラグもあります。
また、夏用と冬用を使い分けることで、ラグの洗濯などお手入れもしやすくなりますよ。

夏用のラグにおすすめの素材

■綿(コットン)

適度な柔らかさと弾力があり、優しい肌触りが魅力。
吸湿性や通気性が高く、汗をかいてもラグが吸い取ってくれます。
コットンは水に強い性質があるため、洗濯しやすく清潔さを保ちやすいこともメリットです。
ただし、洗濯をすると乾きにくく、縮みやすいというデメリットもあります。

■麻(リネン)

ざらっとした肌触りの麻は、その風合いから、ナチュラル系インテリアが好きな方に人気の素材です。
吸水性や通気性、耐久性が高く、使うほどに艶が出て、しなやかさも増していきます。
また、シワになりやすい素材なので、気になる場合はコットン混紡のものがおすすめです。

■い草・竹

い草や竹は古くから日本で使用されてきた素材です。
これらの素材を夏用ラグにおすすめする理由は、触った時のひんやり感とサラサラ感です。
特にい草は吸湿・放湿性が高く蒸れにくい性質があります。また、消臭効果や抗菌効果も期待できます。
ただし、湿気の多いところに置いておくとカビが生えてしまうため、定期的に陰干しするのがおすすめです。

■合成繊維(ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロンなど)

合成繊維はお手入れが簡単です。
カビや害虫が発生しにくい、耐水性があるなどの特徴があります。
接触冷感の加工がされているものもあります。

気軽に洗濯して清潔さを保ちたい方には、綿や麻。
リラックスできる香りも楽しみたい方には、い草や竹。
サッと水拭きできる手軽さを求める方は、合成繊維。
洗濯したり陰干しなどのお手入れのために、複数枚のラグを用意しておくのもおすすめです。
お手入れするたびに、色柄や素材が異なるラグを使うというのも楽しそうです。
素足で床を歩いてベタベタするのが気になるという方は、ぜひラグを取り入れてみて。

ラグの大きさを決めるときは、暮らしのキホン「ラグを選ぶ時の大きさ目安」を参考にしてみてくださいね。

< ラグを選ぶ時の大きさ目安 >は★コチラ★

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