夏至とは?2023年は6月21日
夏至とは、北半球では1年のうちで最も昼の時間が長くなる日です。
2023年の夏至は、6月21日。年によっては6月22日になる年もあります。
◆夏至の日、実際どのくらい長いのか調べてみた
国立天文台のホームページによると
2023年は6月21日、大阪の日の出は 4:45、日の入りは 19:14。
昼の時間は 14:29 ほどになります。長いですね!
同じ日本でも、緯度によって昼の長さが微妙に変わります。
沖縄県の石垣島では、日の出は 5:56、日の入りが 19:35 となり、差は 13:39。
北海道の根室だと、日の出は 3:37、日の入りが 19:02 となり、差は 15:25。
北に行くほど昼が長くなっていますね。
北緯66.6度以北の北極圏では白夜になります。
逆に昼が短くなる日が冬至ですが、2023年の冬至は12月22日。
この日の大阪の日の出は 7:01、日の入りが 16:51 となり、差は 9:50。
夏至と冬至で、昼の時間は4時間以上も変わるんですね!
◆夏至の風習を調べてみた
日本では夏至が農作業の最も忙しい時期であることから、全国的な風習はないようです。
大きな祭も多くありませんが、三重県にある二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)で行われる夏至祭が有名です。
ヨーロッパ、とくに北欧では夏至祭が盛大に行われるそうです。
関西地方では、タコを食べる風習があるのだとか。稲の根がタコの足のように、大地にしっかり強く深く広く根付くことを願ったのだそう。
関東地方では、夏至を過ぎて田植えが終わる半夏生(はんげしょう:夏至から11日目)のころに、収穫したばかりの麦を使って「半夏生餅」を田の神に供えてから食べる風習があったそうです。
夏至の日を過ぎれば、冬至に向けて日は短くなっていきます。
長〜い昼を、どのように楽しもうかと考えてみてはいかがですか。
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