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その半月、上弦?下弦?

夕方の空に白く浮かぶ半月と、明け方に静かに残る半月。
同じ「半分の月」なのに、どこか印象が違うと感じませんか。
一日の終わりに見かける半月と、始まりの時間に残っている半月。
空を見上げて見つけた半月の、その時間帯が違うだけではないこと、お気づきですか?

名前が違う

夕方頃に南に見え、真夜中に西の地平に沈む半月を「上弦の月(じょうげんのつき)」、
真夜中に東の空に昇り、明け方頃に南に見える半月は「下弦の月(かげんのつき)」といいます。

上弦・下弦の名前に使われている「弦」というのは弓に張る糸のことで、
半月の形が弓に似ていることから、
弓の真っ直ぐな部分である「弦」の漢字が用いられたと言われています。

半月が西の地平に沈むとき、
この「弦」が上向きだから「上弦の月」、
下向きだから「下弦の月」と呼ぶようになったという説が有名です。
見分け方のひとつとしてもわかりやすいですね。

上弦の月と下弦の月の見分け方は、他にも

半月の明るい部分が、右側か左側か。
夕方に南に見える「上弦の月」は、右側が明るく光り、
明け方頃に南に見える「下弦の月」は、左側が明るく光っています。

満月に近づいているのか、満月を過ぎたのか。
上弦の月は、これからだんだん丸くなり、およそ1週間ほど後に満月になります。
下弦の月は、満月のおよそ1週間ほど後に見え、だんだん欠けていきます。

同じ半月でも実は違う、上弦の月と下弦の月。
その違いは、意外とシンプルですね。
次に半月を見かけたら、
その月がどんな時間に、どんな向きで空に浮かんでいるのか、
少しだけ気にしてみてください。

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