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「彼岸花」の別名、いくつご存知?

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秋分の日、秋のお彼岸の頃になると、真っ赤な花を咲かせる「彼岸花(ヒガンバナ)」を見かけるようになりますね。
「彼岸花」を見ると秋を感じる方も多いのではないでしょうか。

この「彼岸花」は「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」とも呼ばれることはご存知でしょうか。
かくいう私は「曼珠沙華」と呼んでいます。音がカッコイイ感じがするという他愛ない理由ですが。

実は「彼岸花」には1000以上もの別名があるといわれています。その中でも有名なものをご紹介します。


■彼岸花(ヒガンバナ)とは。

「彼岸花(ヒガンバナ)」は、秋の彼岸の頃に開花することにちなんだ名前。
彼岸花には花・茎・葉・球根、すべての部分に毒があります。中でも球根の部分は特に強い毒を持っています。
彼岸花を土手や畦道でよく見るのは、その毒性を使ってモグラやネズミから農作物を守るために植えられたからだといわれています。


■曼珠沙華(マンジュシャゲ)

曼珠沙華とは、インドの古い言葉サンスクリット語「 manjusaka 」に漢字を当てたもので、
法華経などの仏典に登場する花に由来しています。
楽曲などの題名にも曼珠沙華は使われていますよ。


■葉見ず花見ず(ハミズハナミズ)

彼岸花の葉って見たことはありますか?見たことはあっても「彼岸花の葉」だと気づかないかもしれません。
なぜなら、彼岸花は花が枯れた後に葉が成長するため、葉がない状態で花が咲くからです。
「花のときは葉を見ず、葉のときは花を見ず」で、ハミズハナミズとも呼ばれるようになったのだとか。


■リコリス

学名の「Lycoris radiata(リコリス・ラジアータ)」から。


■他に、不吉な言葉をイメージする別名が多い

墓地などに多く咲くことや、毒性があることから、不吉な別名が多くあります。
「死人花(シビトバナ)」「地獄花(ジゴクバナ)」「幽霊花(ユウレイバナ)」「毒花(ドクバナ)」「痺れ花(シビレバナ)」など。


■花の姿に由来した別名もある

仏具の天蓋に似ていることから「天蓋花(テンガイバナ)」。
他に「狐花(キツネバナ)」「狐の松明(キツネノタイマツ)」「雷花(カミナリバナ)」など。




多くの別名をもつ「彼岸花」。
つまり、彼岸花がそれだけ多くの人の目にとまり、親しまれてきたということではないでしょうか。

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