いらなくなった保冷剤を消臭剤に再利用
ケーキやアイスクリームをテイクアウトするともらえることのある「保冷剤」。
いつのまにか溜まってしまいますよね。
そこで、使う予定のない保冷剤を消臭剤として再利用する方法をご紹介します。
■消臭剤に再利用できる保冷剤■
保冷剤といっても、凍らせるとカチコチになるものと、
やわらかいままのものがありますよね。
消臭剤に再利用できるのは、カチコチに固まるほうの保冷剤です。
凍らせるとカチコチになる保冷剤の中身は、オムツや生理用品に使用される
吸水剤に水を含ませたジェル状の物質である高吸水性ポリマーです。
高分子吸水ポリマー、高吸水性樹脂とも表記される高吸水性ポリマーには、
高い水分保持力のほかニオイを吸着する性質があり、市販の消臭ビーズなどにも含まれているそうです。
■作り方■
★用意するもの
カチコチになるタイプの高吸水性ポリマーを使った保冷剤。
空き瓶、もしくは深さのある容器。
★手順
1:保冷剤をジェル状に戻す。
2:ジェル状の保冷剤の中身を容器に移す。
作り方はとっても簡単ですね!
●アレンジその1
アロマオイルを数滴たらして混ぜると芳香剤になります。
香りの強弱はお好みで調節してください。
●アレンジその2
絵の具やマニキュアで色をつけると、インテリアにも。
また、無色透明なままでラメを混ぜたり、器の下にセロファンを敷いたりするのもステキです。
■注意点■
1:必ず高吸水性ポリマーを使った保冷剤を使う
凍らせてもやわらかいままの保冷剤は、エチレングリコールや
プロピレングリコールという物質を使用しています。
これらには消臭効果はなく、それどころか誤飲すると体内で
有毒化する恐れがあるので開封もしないようにしてください。
2:誤飲しないように注意
高吸水性ポリマーは水分を吸うと膨張する特性があるので、
誤って飲み込んでしまうと膨張して窒息してしまう恐れがあります。
3:絶対に排水口やトイレに流さない
水分を吸うと膨張する高吸水性ポリマーを流しやトレイに捨ててしまうと、
膨張して詰まってしまう恐れがあります。
捨てるときは可燃ごみとして処分するようにしましょう
(地域によっては不燃ごみの場合もあるので確認してくださいね)。
4:消臭効果は2~3週間
保冷剤を消臭剤として再利用した場合、消臭効果が持続するのは2〜3週間ほどです。
この記事が気に入ったら
いいねしよう!
最新記事をお届けします。