日光浴のススメ
日焼けやシミ・しわの原因になるからと紫外線を避けるばかりでは、太陽の光の恩恵を逃しているかもしれません。
適度な日光浴のメリットを知って、太陽光の恩恵を受けましょう。
1・日光浴でビタミンDが生成される
紫外線には、皮膚でビタミンDを生成するという働きがあります。
ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を促す働きがあり、骨の健康維持に必要なビタミンです。
ビタミンDが不足すると骨や歯が弱くなり、骨粗しょう症や圧迫骨折などの原因になります。
きのこ類や魚類からの摂取も可能ですが、食事から十分にとるのがむずかしいです。
なので、紫外線による生成が必要となり、日光を浴びる必要があります。
2・セロトニンが増える
日光を浴びることで、セロトニンが分泌されます。
セロトニンとは、脳内の神経伝達物質のひとつで、ドーパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをします。
また、セロトニンが減少すると、生体リズム調節に重要な役割を果たしているメラトニンというホルモンも減少するため、睡眠の質が低下するといわれています。
セロトニンを増やすには午前中、とくに、起床直後から30分に日光を浴びることがよいとされています。
紫外線の強さは季節や場所によっても異なります。
浴びすぎないように調節しながら、日光浴しましょう。
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